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中秋節の神話

こんにちは。Asian Cafeのミンです。

昨日、中秋節には月饼を食べるという話をしましたが、
今日は中秋節にまつわる昔話(神話)をご紹介しようと思います。

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この神話の中では、昔々、太陽は10あると考えられていました。
その太陽のせいで、気温は暑く、人々の生活はとても大変でした。
ある時、一人の后羿(hou4 yi4)というヒーロが現れ、
弓と矢で九つの余計な太陽を打ち落としました。
その後、世の中を救った后羿は西王母という女神様から不死身の薬をもらうことになり、
もらった薬を妻の嫦娥(chang2 e2)に預け2人で大切にしていました。

しかし、ある日、一人の泥棒が不死身の薬を手に入れるため、
后羿が家にいないとき、后羿の家に侵入したのです。
妻の嫦娥は夫が留守の間に不死身の薬を泥棒に取られたくなかったので、
やむを得ず、自分で不死身の薬を飲み干しました。
実は不死身の薬は「一生死なない薬」というだけではなく、
その薬を飲むと仙人になってしまう効能があったのです。
そのため、嫦娥が薬を飲み干すと同時に、空にある仙人界へ飛ばされてしまいました。
人間の世界に二度と戻れない嫦娥は后羿に会いたい思いから、
地球に一番近い月に住むことにしたそうです。

皆は嫦娥のその出来事を聞き、深く感動しました。
それで、彼女が仙人界に飛んで行った日を祝日にすることにしたそうです。
その神話が今までずっと信じられており、「中秋節」は家族に会う祝日になりました。
「中秋節」には、家族の全員が集まり、美味しい月饼を食べながら、きれいな月を観賞します。

皆さん、中秋節の話を聞いてどう思われましたか。
ぜひ、今年は家族と一緒に祝ってみてください ^^

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