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飲茶のマナー ~ありがとう編~

こんにちは。
Asian Cafeの山崎です。

今回も中国広州市で見つけたおもしろい習慣をご紹介します ^^

広州では、飲茶や宴会などの席で、お茶やビールを注いでもらったとき、
テーブルを「コンコン」と叩く習慣があります。

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写真のように第二関節を使ってテーブルを叩く人もいれば、
指先で叩く人もいるようですが、この動作で、”ありがとう”という気持ちを表現するそうです ^^

どうして、テーブルを「コンコン」と叩いて、
”ありがとう”の意思表示をするのか、不思議ですよね♪

広州人の友人に聞いたところ、広州ではこのような話が語り継がれていると教えてくれました ^^

昔、中国の皇帝が身分を隠して街に出かけ、お茶を飲みにある店に入ったそうです。
そのとき、村人がお茶を入れているのを見て、
皇帝もお茶を入れてみたくなったようで、
村人をまねて、他の人にお茶をついであげました。
身分を隠しているとはいえ、村人は皇帝に気が付いていたそうで、
ひざまずき、頭を地面につけお礼をしようとも思ったのですが、
皇帝はお忍びで遊びに来ているため、それをすることができず、
とっさに右手の人差し指と中指でテーブルを「コンコン」と叩いたそうです。

中国語で「手」と「首」は同じ発音になるため、
「頭(首)を地面(テーブル)」につけるということで、
ひざまずき、お礼をする動作に代用したとのことです。

これが現在まで語り継がれ、今では飲茶のマナーになったそうですよ ^^
現在は、独身の人は「人差し指」だけで、
結婚している人は「人差し指と中指の二本」であいさつをすると言われています♪

みなさんも広州や香港へ行った際には、
ぜひ、テーブルを「コンコン」としてみてください ^^

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